3日間開催の締めくくりとなった21日、阪神競馬場の桜花賞TR・フィリーズレビューは道中じっくり脚をためた関東馬フレンチカクタスが直線、馬場の中央を力強く伸びて快勝。栗東滞在で乗り込みを重ねながら見事、初タイトルにつなげた。09年開業の大竹師にとっても、うれしい重賞初制覇だ。2着にスピードリッパーが入り、関東馬のワンツー決着。3着エーシンハーバーを含めた3頭が優先出走権をつかんだ。
道悪にもめげず、フレンチカクタスが必死にゴールを目指した。関東馬が頑張り続けた阪神3日間開催。その締めくくりとなる重賞でも関東馬がスタンドを沸かせた。道中は後方で脚をためて4コーナーで馬群の外へ。直線、ゴーサインに反応するとグンと加速。力強く坂を駆け上がって、豪快に突き抜けた。
北村宏がパートナーを称える。「凄く落ち着いていて返し馬の感じが良かったんですよ。ゲートをうまく出てくれたし、スムーズに流れに乗って最後もしっかり伸びてくれました」
前走・クイーンC4着後はすぐさま栗東へ。ここに向けて、じっくり乗り込みを重ねてきた。大竹厩舎は昨年、ロジフェローズが栗東滞在でこのレースに参戦。4着に敗れ、惜しくも桜花賞の出走権を逃している。合言葉はリベンジ。今年こそ…とばかりにトレーナーはこの一戦に懸けていた。
「馬には関係のないことですけどスタッフはそういう気持ちでやってきたと思います。レースが1週延びたけど調整は寸分の狂いもなく、うまくいきましたね。これまで強いところにぶつけてきて、攻めの姿勢を貫くことができました」
栗東と美浦で拠点は離れていてもスタッフの気持ちは1つ。東日本は大震災で大きな被害を受け、今も安心できない日々が続く。少しでも力になりたい。そう願う大竹師にとってはこれが自身の重賞初制覇。その喜びよりも、もっと伝えたいことがあった。
「こういうときなので手放しでは喜べない。自分たちは一丸となってやっているし、これが被災地へのメッセージになればいいですね」
この勝利で目標は定まった。引き続き栗東に残って桜花賞(4月10日、阪神)に備えていく。「間は詰まるけど、きょうは厳しいレースでもなかったので。胸を張って桜花賞に行けそうですね」と大竹師。その視線はさらに強敵がそろう本番を見据えていた。
≪関東馬5年ぶりV≫関東馬のフィリーズレビュー(00年以前は4歳牝馬特別として開催)制覇は、06年ダイワパッション以来5年ぶりとなるが、以前は関東馬が圧倒していた。グレード制導入の84年以降、関東馬が6連勝。85年エルプス、86年メジロラモーヌは桜花賞でも優勝を飾った。アパパネに続く関東馬の桜花賞連覇で、東の勢いを取り戻せるか。
◆フレンチカクタス 父タイキシャトル 母ブラッシュウィズテキーラ(母の父ブロードブラッシュ) 牝3歳 美浦・大竹厩舎所属 馬主・ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン 生産者・北海道新ひだか町・服部牧場 戦績6戦3勝 総獲得賞金8020万2000円。
スポニチアネックス 3月22日(火)7時2分配信
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