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春競馬を締めくくる「第28回エプソムC」が東京競馬場で行われ、1番人気ダークシャドウが好位から抜け出し2馬身半差の完勝。秋の飛躍を予感させる重賞初制覇となった。 大人びたレースぶり。秋にはG1戦線の主役を張る予感すら漂う。ダークシャドウの走りには1分47秒間、全くスキがなかった。盤石のスタートから好位5番手へ。直線を向き、ダンツホウテイとアロマカフェの間をすり抜けると、残り300メートルでもう先頭。みるみる後続は離れ、ゴール前では抑える余裕だ。これで東京は4戦無敗。圧巻の2馬身半差Vだった。 「今回は落とせないと思っていた。前走(大阪杯2着)でG1馬相手にいい競馬をした。乗った感触もトップクラスのものがある。秋はG1戦線に行くはずだから」。プレッシャーのかかる一戦をクリアした福永は納得の表情だ。能力は最上位と確信していたが、それを生かし切るためには馬場を味方に付ける必要があった。「(良発表でも)馬場は良くない。いいポジションにいないとチャンスはないのでスタートに気をつけた。内の馬場が悪いが、かといって外が伸びるわけでもない。内でも外でも空いたところへ、と思っていた」。馬を信じて乗り、最後は最も伸びる場所が空いたのだ。 大阪杯で、後に天皇賞馬となるヒルノダムールに鼻差2着に食い下がった後は疲れが出た。都大路Sを回避し馬場入りできない日が続いた。だが、疲労が抜けたとみるや、Wコースとポリトラックコースを併用して、わずか3週間で立て直してしまった。「次走をエプソムCに決め、そこから逆算したが、本当に仕上げてしまうのが凄い」と飯塚知一オーナー。今年は高松宮記念(キンシャサノキセキ)を勝ち、安田記念(リアルインパクト、ストロングリターン)で1、2着。堀厩舎の勢い、手腕には恐るべきものがある。 夏は北海道千歳の社台ファームで放牧し、秋は毎日王冠(10月9日、東京)から天皇賞・秋(10月30日、東京)へ向かうのが同オーナーの青写真。最も得意な東京の舞台でG1を獲りにいく。 ◆ダークシャドウ 父ダンスインザダーク 母マチカネハツシマダ(母の父プライヴェイトアカウント) 牡4歳 美浦・堀厩舎所属 馬主・飯塚知一氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績8戦4勝 総獲得賞金1億860万7000円。 スポニチアネックス 6月13日(月)7時2分配信
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