「第15回エルムS」が20日に札幌競馬場で行われ、2番人気のクリールパッションが直線で鮮やかに差し切り、重賞初勝利を飾った。同馬はこれで札幌は4戦全勝。騎乗した津村は12日の京成杯AH(ファイアーフロート)に続き、自身初の2週連続重賞Vとなった。
札幌で負けるわけにはいかない。津村が必死に右ムチを奮い、手綱をしごく。クリールパッションもそれに応える。直線半ばから続いたオーロマイスターとの一騎打ち。しぶとく伸びる相手を、最後は力でねじ伏せた。津村は2週連続重賞V。京成杯AHは長い写真判定の末の勝利だったとあって「きょうは勝ったのが分かったからね」と会心の笑みを浮かべた。
前走・しらかばSに続く連勝で、札幌は4戦全勝。津村は「コーナーが4つある方がいいのかも」と分析したが、ノッてる男の好騎乗も光った。「ゲートの中はうるさかったが、五分に出られた。内枠だったので、うまくさばくことを考えて乗った」と道中で少しずつ外に持ち出し、勝負どころでは前方にいるオーロマイスターの手応えがいいのに気付いた。相手はこれだ。「オーロマイスターとはいつも好勝負しているから、早めにスパートした」と直線入り口で射程圏にとらえ、絶対の自信を持つ末脚比べに持ち込んだ。
管理する相沢師は05年スプリングS(ダンスインザモア)以来の重賞勝利。「しまいはしっかりしているからね。昨年暮れにオープンを勝って、今年は重賞を1個獲りたいと思っていた」と喜んだ。
とりあえずは“目標”達成。それでも、陣営に「札幌巧者」で満足するつもりなどない。津村は「レースが上手で、何の問題もない馬。利口だし、これからもっと力をつけてくれると思う」と他場でも十分にやれるとの感触を口にした。今後は新設重賞のみやこS(11月7日、京都)かJBCクラシック(11月3日、船橋)からJCダート(12月5日、阪神)を予定。北の地でメキメキと力をつけた上がり馬が、秋はさらなる高みを目指す。
≪目の上のたんこぶ!?≫1着クリールパッション、2着オーロマイスターの決着は、昨年の大雪H、師走Sに続いて3度目。クリールは同期のオーロと同じレースに5度出走し、すべて先着を果たしている。オーロにとっては目の上のたんこぶのような存在だ。
◆クリールパッション 父ワイルドラッシュ 母イマジネーション(母の父トニービン)牡5歳 美浦・相沢郁厩舎所属 馬主・横山修二氏 生産者・北海道新ひだか町千代田牧場 戦績29戦8勝 総獲得賞金1億8830万3000円。
スポニチアネックス 9月21日(火)7時2分配信
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