札幌の開幕週を飾る「第58回クイーンS」の木曜追いが12日、札幌競馬場で行われた。1000万勝ちから果敢に格上挑戦するラヴドシャンクシーがダートコースでシャープな伸び脚を披露。ここ3戦で2勝と5歳秋を迎えて超一流の良血馬が本格化ムード。魅惑の穴馬候補へと急浮上してきた。
台風4号の影響で、12日朝の札幌競馬場は激しい雨。悪条件の芝コースで行われたラヴドシャンクシーの追い切りだったが、ハイレベルな動きを披露した。
単走で残り4Fからペースを上げ、直線は馬なりのままギュンと加速して11秒8のフィニッシュ。そのまま、2コーナー手前までトップスピードを維持した。「少し重い感じがしたのでゴールすぎも脚を伸ばした。カーッとくるタイプだったみたいだけど、そんな感じは全くない。精神的に成長しているんでしょう」。最近担当したばかりで追い切り騎乗は初めてだった桑原調教厩務員は、性能の高さを実感した様子だ。
仏国でG2アスタルテ賞など5勝を挙げ、G1で再三好走したシャンクシーを母に持つ良血馬。新馬戦を単勝1・9倍の圧倒的な人気で快勝した時には将来を嘱望されたものの、激しい気性が災いして出世が遅れた。軌道に乗るきっかけは、中舘と新コンビを組んだ4走前の500万戦(中山芝1600メートル)だった。
「堀先生から“ピリッとしないので行ってみて”と言われた。凄くイレ込んでいたけど、結果は2着。次走(福島芝1800メートル)は落ち着きが出て大楽勝だった」と中舘。昇級戦の江の島特別でも先行して3着し、前走の雄国沼特別は逃げて後続を突き放す快勝劇。“逃げ名人”の中舘と、とにかく手が合う印象だ。
クイーンSは過去10年で逃げた馬が6勝。中舘は「引っ掛かるタイプなので、相手が強い方が競馬はしやすいかも。折り合えれば位置はどこでもいい」と逃げにはこだわらない姿勢だが、メンバー的には無理せずにハナを切れる可能性も十分。格上挑戦だけに後続が侮るようなら、データ通りの逃げ切りVがあるかもしれない。
≪中舘“札幌初V”へ≫ヒシアマゾンでの94年エリザベス女王杯などG1・3勝、重賞28勝の実績を誇る中舘だが、北海道の札幌と函館では重賞未勝利。ただ、これは夏競馬の主戦場を福島と新潟に置く年が多く、重賞の騎乗機会自体が少なかったことも要因といえる。札幌での重賞最高着順は01年札幌2歳Sの2着(マイネヴィータ)。初Vへ「人気もないし気楽に乗れるので楽しみ」とベテランらしく自然体で臨む。
8月13日7時1分配信 スポニチアネックス
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