北海道シリーズの名物ハンデ重賞「第46回函館記念」(サマー2000シリーズ第2戦)が25日、同競馬場で行われた。今週から短期免許で来日した香港の名手ダグラス・ホワイト(38)と初コンビを組んだ2番人気マイネルスターリーが直線早め先頭から押し切り、挑戦8度目で悲願の重賞初Vを飾った。1番人気ジャミールは2着だった。
さすがは名手。さすがは洋芝の鬼。重賞の壁に泣いてきたマイネルスターリーが、大好きな北海道で笑った。香港の第一人者・ホワイトの手腕が鮮やかだった。テイエムプリキュアの5F57秒8の大逃げにも自然体。課題のスタートを決めて中団へ。馬任せに進出し、直線入り口では逃げるドリームサンデーを容赦なく抜き去った。終わって見れば、2着ジャミールに3馬身半差の圧勝劇だ。
「ベリー・ストロング。今までのVTRを見ると、成績が悪い時はスタートが悪くて届かずのパターン。でも難しい面もなく、思った通りにいいスタートが切れた。移動はハードだったけど、こうして重賞を勝てて最高だよ」。ホワイトの端正なマスクが思わず緩んだ。小倉で乗った土曜は北九州空港から羽田へ。JRA指定のホテルでつかの間の休息を取ると、朝一番の飛行機で函館入り。大好きな2年ぶりの函館。JRA重賞初勝利も同じ函館の04年函館2歳S(アンブロワーズ)だった。
管理する加用師は「完ぺき!!」と興奮を隠せなかった。1カ月前には函館入りして照準を定めた。ホワイト来日の報を聞くや、すぐさま依頼。「ビデオを見てくれていたようだし、打ち合わせで中団より前で…と考え方も一致していた。この涼しい気候と洋芝、それに騎手。充実というより、すべてがマッチした。今までの憂さも晴らせた」
3連勝で挑んだ今年2月の小倉大賞典(5着)は2着入線も降着の悪夢。一度は崩れたリズムもこれで戻った。通算7勝のうち札幌5勝、函館1勝。次はもちろん、得意舞台の札幌記念(8月22日)だ。「これで次が楽しみになった。当初は別の馬がいたようだけど乗れるようなので良かった」と加用師。実はホワイトが札幌記念で騎乗予定だったトライアンフマーチが離脱し、コンビ継続の強運。ホワイトは「アリガトウゴザイマス。これからもっと頑張りますので応援よろしく」と残り4週の日本での奮闘を誓った。名手の巧腕で「サマー2000シリーズ」の有力候補に一躍浮上したスターリーの“北都”での闘いが楽しみだ。
◆マイネルスターリー 父スターオブコジーン 母スイートウインク(母の父サンデーサイレンス)牡5歳 栗東・加用厩舎所属 馬主・サラブレッドクラブ・ラフィアン 生産者・北海道日高町野島牧場 戦績25戦7勝 獲得賞金1億7725万6000円。
7月26日7時2分配信 スポニチアネックス
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