「皐月賞・G1」(18日、中山)
勢いは止まらない。4連勝中のヴィクトワールピサが、まずは最初の1冠を手に入れる。デビュー戦こそローズキングダムの2着に敗れたが、その後は重賞2勝を含む土つかずの快進撃が続く。与えられた課題を確実にクリアしながら、一戦ごとに進化を続けている。大舞台でも主役の座は譲らない。
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どこまで強くなるのか。デビュー戦は惜しくも2着だったヴィクトワールピサだが、2戦目以降は負け知らず。ラジオNIKKEI杯2歳Sでは控える競馬で外からまくって快勝。続く弥生賞では道悪を苦にすることなく、最内から馬群を割って抜け出した。
ここまで4連勝。清山助手は「身体的にも精神的にもまだまだだけど、レースに行くと対応できる。学習能力、資質が高い」とスケールの大きさに目を見張るばかりだった。
弥生賞後はダメージが残っていたが、しっかりとケアを施しながら、調整は順調に進んでいる。「前走から日程的にも余裕があったし、いいローテーションで臨めそう。段階を踏みながら本数を重ねて、いい緊張感が出てきた。雰囲気はすごくいいです」と明るい表情を浮かべた。
7日、栗東CWでの1週前追いでは、負傷した武豊に代わり初コンビを組む岩田が感触を確かめた。「違うものを持っている。どっしりとしているし、乗っていてゾクッとくる」とレベルの高さを肌で感じ取った。本番に向けてのイメージもできあがり「走る馬。楽しみにしている」と意気込みをのぞかせた。
一歩ずつ確実に階段を上がっている。「いろいろ課題を与えらながら、きっちりクリアしている」と同助手。厳しい条件でも涼しい顔で壁を突破し続けるヴィクトワールピサ。デビュー戦で唯一敗れたローズキングダムにリベンジを果たし、牡馬クラシックの第一関門を突破する
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