第15回秋華賞(17日、京都11R、GI、3歳オープン、牝馬、指定、国際、馬齢、芝2000メートル、1着本賞金8900万円=出走18頭) 蛯名正義騎手騎乗の1番人気アパパネ(牝3歳、美浦・国枝栄厩舎)が、中団待機から直線鋭く抜け出して戴冠。86年メジロラモーヌ、03年スティルインラブに続く、史上3頭目の牝馬3冠制覇を達成。勝ちタイム1分58秒4(良)。さらに、アパパネは2歳時にもGI阪神ジュベナイルFを制しており、“2歳&3歳牝馬GI完全制覇”は史上初の快挙となった。
2着は6番人気アニメイトバイオ、3着は2番人気アプリコットフィズ。同着優勝でアパパネとオークスのタイトルを分け合ったサンテミリオンは18着に敗れた。
「力さえ出し切れれば必ずやってくれると信じていた。それだけだった。スムーズに競馬をさせる、ただそれだけ」。
デビューから全鞍にまたがり、この馬の背中を知り尽くす蛯名騎手が興奮気味に口を開いた。向こう正面で5~6馬身離して逃げるアグネスワルツ。「いい感じで折り合えた」と、アパパネは道中、中団の外を追走。3冠阻止に挑む他馬が、アパパネをしっかりマークし、2番手集団は一団となって、4コーナーをむかえた。
直線に入り、馬場の大外に持ち出されたアパパネ。蛯名騎手の必死の右ムチに応え、残り100メートル付近で先頭に立つと、そのまま“世代ナンバー1”を誇示するように、栄光のゴールを駆け抜けた。
蛯名騎手は「素晴らしい馬に乗せていただいて感謝しています」。アパパネの印象を聞かれると「カワイイっす。本当に頼もしいです」と愛馬をたたえた。
勝ったアパパネは父キングカメハメハ、母ソルティビッド、母の父Salt Lakeという血統。
通算成績は9戦6勝。重賞は09年阪神ジュベナイルF(GI)、10年桜花賞(GI)、オークス(GI)に続き4勝目。鞍上の蛯名正義騎手、管理する国枝栄調教師ともに同レース初制覇。
払戻金は単勝が230円、枠連が(5)-(7)で670円。馬連は(10)-(15)で1420円、馬単は(15)-(10)で1990円。3連複は(4)-(10)-(15)で3250円、3連単は(15)-(10)-(4)で1万2550円。ワイドは(10)-(15)が570円、(4)-(15)が400円、(4)-(10)が1490円。
サンケイスポーツ 10月17日(日)15時53分配信
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