「菊花賞・G1」(23日、京都)
2冠馬オルフェーヴルとともに菊花賞で3冠に挑戦するのが、全9戦で手綱を取り続ける池添謙一騎手だ。ホエールキャプチャで臨んだ秋華賞こそ3着に終わったが、今年はG1・3勝を含む重賞11勝の大活躍。ダービージョッキーから3冠ジョッキーへ。これまでの人馬の歩み、大舞台を目前にした鞍上の胸の内とは‐。
いよいよ史上7頭目の3冠に挑戦する時が来た。全9戦で手綱を取る池添は「プレッシャーは常に頭の片隅にありますけど、なかなか経験できないこと。こういう緊張感が味わえるのも幸せ」と武者震いする。勝てば05年ディープインパクト以来6年ぶりの快挙。ただ「ディープは無敗の3冠馬。オルフェーヴルは負けていますから」と、必要以上の気負いもない。
過去4度の敗戦を経験したが、転機は3戦目の京王杯2歳S。「あの時はひどかった」と鞍上が認める通り、出遅れて掛かってのチグハグな競馬だった。この結果を受けて陣営と出した答えは「じっくりひとつずつ競馬を教えよう」。その支えとなったのが池江師の「謙一、ダービーでいいから」という言葉だった。
1月のシンザン記念を2着。2月のきさらぎ賞は3着。結果は出なかったが、あくまで目標はダービーと、焦らず折り合いや競馬を覚えさせることに専念できた。スプリングS、皐月賞、ダービーと一戦ごとにすごみを増す走りは、まさに教えたことが花開いたものだ。
池添が「大きかった」と振り返る言葉の真意を、池江師は「当初、中山でやるはずだった皐月賞はこの馬に向いてない気もしていたから」と説明する。結果、先を見据えた育成方針は奏功。「勝てない時期も謙一はミスはしてなかった。その証拠に一戦ごとに馬はしっかり成長していた」と続けた。同馬を強くしたのは、師と鞍上の揺らぎない信頼関係だった。
今年は既にG1・3勝、重賞11勝と勢いに乗る池添だが、自身にあるのは飽くなき向上心のみ。ダービーを制してもなお「全体的な勝ち鞍が伸びていないから」と、決して現状への満足はない。
「大舞台に強いとかもないです。未勝利戦でも緊張する時はしますし」と話す通り、重圧に打ち勝つためにゲンも担ぐ。「今年はずっとカツ丼を食べていたんだけど、スプリンターズSのカレンチャンの時は食べてなくて。でも勝てた。もういいかなと思っているんですけど」と明かす。素顔は普通の32歳。G1でも未勝利戦でも、とにかく勝ちたい。その純粋な欲求が今の好結果を生む。
2馬身半差で圧勝した神戸新聞杯のヒーローインタビューで「3冠馬誕生の瞬間をファンに見てもらいたい」と宣言した。重圧は覚悟の上。自分を支えてくれるすべての人のために、思いを力に変えて本番へ臨む。「トライアルで内容も結果を出してくれた。オルフェーヴルは3冠を獲れる馬だと思う」。池添の瞳に迷いはない。見据えるのは栄光のゴールだけだ。
デイリースポーツ 10月18日(火)9時2分配信
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