◆第61回中山金杯・G3(5日、中山・芝2000メートル) 2番人気のフェデラリスト(蛯名)が、好位追走からダイワファルコンとの叩き合いを首差制して重賞初制覇。開業3年目を迎えた田中剛調教師(50)にとっては、初のJRA平地重賞Vとなった。G1・2勝馬ダンスパートナーを母に持つ良血馬。今後の飛躍が楽しみだ。一方、5連勝中で1番人気に推されたアドマイヤコスモスは、レース中に右前脚を骨折するアクシデントに見舞われ、大差のしんがりに敗れた。
新米トレーナーに、笑顔の花が咲いた。フェデラリストがトップでゴール板を駆け抜けると、田中剛調教師は、顔をくしゃくしゃにしながら関係者と握手をかわした。
「中山大障害の前、年末と年明けに(重賞を)使える馬がいて幸せだなという話をしたが、まさか2つとも勝てるとは…」。昨年12月24日、マジェスティバイオで初めての障害G1を手にし、すぐさま平地の重賞初Vもゲットした。
会心のレースだった。道中は、完ぺきに折り合って中団待機。抜群の手応えで4コーナーを回ると、直線は上がり3ハロン34秒1の末脚でダイワファルコンとの叩き合いを制した。「スタートはいい。折り合いもつく。GOサイン出したら、スッと行く。コンプリートされている馬ですね」。昨年5月に兵庫・園田から転厩してきた時から潜在能力を感じていたトレーナーは、改めて強さを確認した。
11月に1600万の東京ウェルカムプレミアムを快勝。厩舎で初めての平地オープン馬となった時には涙をこぼした田中師も、今回は満面に笑みを浮かべた。それでも、今年でまだ開業3年目。試行錯誤を繰り返しながら、管理馬に接している。障害騎手としての経験を踏まえ、歩様を良くするため、フェデラリストにも横木をまたがせる障害馬のトレーニングを経験させたことがあった。「まだまだ新米ですから」と自ら言うように、馬とともに成長を続けている。
今後については「ひと呼吸置いて、リフレッシュさせてあげた方がいいかなとも思っていますが、オーナーサイドと話をしてから。幅広い距離にも対応できると思うので、G1までに力をためて…」。母はG1・2勝のダンスパートナーで、血統面の魅力も十分。新米調教師と超良血馬が、新たな旋風を巻き起こしそうだ。
◆蛯名、16度目の初勝利
〇…16度目の中山金杯挑戦で、初めて勝利をマークした蛯名は、フェデラリストの走りを絶賛した。「上手に折り合いがついたから、前の馬(ダイワファルコン)を見ながら、いい感じでいけた。期待していた馬だし、年明けで毎年勝ちたいと思っていた重賞なのでうれしい」。昨年の関東リーディングジョッキーは、新しい年も絶好のスタートを決め、笑顔が絶えなかった。
◆フェデラめも
▽良血 母ダンスパートナーは、95年オークス、96年エリザベス女王杯を制した名牝。これまで、中央・地方を合わせて7頭の産駒が走っているが、JRA重賞勝ちは初めて。
▽再転入馬 栗東・松田国厩舎でデビュー。その後、船橋(出川克厩舎)、兵庫(田中道厩舎)を経て、再び中央に戻ってきた。JRA再転入馬の重賞制覇は、07~11年の5年間で6頭。1番人気で16着に敗れたアドマイヤコスモス(11年福島記念)もそうだった。
◆田中 剛(たなか・つよし)1961年2月13日、東京都生まれ。50歳。79年に騎手免許取得。98年、史上2人目の平地100勝&障害100勝を達成した。最多勝利障害騎手賞を3回獲得。09年の引退までのJRA通算勝利は364勝で、うち障害戦は207勝。重賞は、平地が1勝(95年東京新聞杯=ゴールデンアイ)で、障害は12勝。10年に厩舎を開業。昨年、マジェスティバイオで中山大障害など障害重賞3勝を挙げた。平地重賞は初制覇。JRA通算11勝(5日現在)。
スポーツ報知 1月6日(金)8時2分配信
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