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3冠最終戦の「第72回菊花賞」。ラスト1冠に懸ける各陣営の思いは強い。サダムパテックは朝日杯FS、皐月賞で1番人気に推されながら4、2着とあと一歩。悲願のG1タイトル奪取へこん身仕上げで臨む。
このまま引き下がるわけにはいかない。サダムパテックは1冠目・皐月賞の1番人気馬だ。西園師はそのプライドをチラつかせた。「一度は世代で1番という評価を受けた馬。菊花賞が終わったら“ほらね”と言いたいよね」 その皐月賞は2着。続く道悪のダービーは7着に沈んだ。夏場を充電して秋初戦に選んだのは2冠馬不在のセントライト記念。スタートで出遅れながらも3着に食い込んだ。師はこう回顧する。「タイミングが合わなくて、突っかけてから下がったところでゲートを切られた。それでも位置を取りにいってからでも折り合えたし最後も伸びてきた」 距離延長に向け、一定のメドが立つ内容だったといえる。中間は短期放牧でメンテナンスをしっかりと。ひと叩きして気配は上向いている。火曜朝は坂路1本。厩舎周りを運動する様子をチェックした西園師は「輝いているよね」と目を細めた。毛ヅヤはさえ、目がきれいに澄んでいる。共に好調の証拠だ。 3冠全て岩田が手綱を取る。先週の秋華賞をアヴェンチュラで制し、好リズムで大仕事を狙う。1週前追いにも騎乗しており「凄くいい状態」と感触をつかんでいる。04年菊花賞を8番人気デルタブルースで制した手腕に期待が懸かるところだ。 そして、菊の舞台が一筋縄ではいかないことを西園師は知っている。2年前「アクシデントさえなければ勝てる」とまで確信していたイコピコは4着。末脚を十分に生かすことができなかった。その教訓を胸に、ぶつかっていく構えだ。「オルフェーヴルはもの凄く強いけど、付け入るとすれば3000メートルの距離。一番上手に競馬できた馬が勝つ。イコピコの時の分まで頑張るよ」 負けを知ることで生まれる強みもある。最後の1冠に懸ける思いは誰にも負けない。 スポニチアネックス 10月19日(水)7時1分配信
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◇今週のメインレースは10月23日菊花賞(G1)です。
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あと4日とせまった菊花賞(23日、京都、GI、芝3000メートル)で史上7頭目の3冠制覇を狙うオルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳)を、競馬界の達人が3回にわたって分析する「達人の視点」。第2回は、岡部幸雄さん(62)が3冠の可能性、菊花賞のポイントについて触れる。1984(昭和59)年に8戦8勝で史上初の無敗の3冠馬になり、4日に30歳で死亡したシンボリルドルフの主戦を務めた歴史的名手は、オルフェーヴルは本番を前にルドルフ以上に準備が整っていると強調した。
未知の距離3000メートルについても「能力が抜けているから大丈夫、他の有力馬も走っていないのだから条件は同じ」という思いで臨んだものだ。
大事なのは、本番までにどれだけ準備ができているかということ。その点、オルフェーヴルは問題なさそうだ。秋初戦の神戸新聞杯を快勝。休み明けのレースを激走すると、次に反動が出るケースがあるが、池添君はそのリスクを抑える形で余力を残して勝たせた。
オルフェーヴルは学習能力が非常に高いことにも驚かされる。ヤンチャな性格が災いして新馬戦を勝った後4連敗したが、スタッフが懸命に矯正し、一戦一戦レースが上手になっている。
今回の舞台、京都外回りコースも2度経験している。それまで京都で走ったことがなかったルドルフの時は「他とは次元が違う馬だから問題ない」と思って臨んだが、経験していないよりはしていたほうがいいのは当然。オルフェーヴルは不良馬場で行われたダービーを勝っているので、道悪になっても心配ない。準備という点では、ルドルフの時以上に整っているのではないだろうか。
レースのポイントは、長丁場だけに最初の1周をいかに力を抜いて走らせるかということに尽きる。菊花賞は向こう正面の3コーナー寄りからスタートしてコースを約1周半。自分自身は最初の1周の2000メートルと残り半周の1000メートルは別のレースだと意識して乗っていた。たとえ大逃げを打つ馬が出たとしても、惑わされることなく最初の1周は力を抜いて走らせる。それができれば、残り半周は思い切ったレースをしてもいい。
最初の1周をもう少し掘り下げると、スタート地点から3コーナーまでが近いので、いい位置を取ろうと急かすのは避けたい。すぐに下り坂があるので、ここで惰性がつくと折り合いを欠くことになるからだ。
池添君は一連のレースで得た自信か、神戸新聞杯でも全く不安を感じさせずに騎乗していたのが印象的だった。菊花賞のポイントも心得ているはずで、未知の距離についても「どの馬も初めて」と思って乗るだけだろう。レースまであと4日。まずは無事にゲートインしてほしい。(JRA元騎手)
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菊花賞でオルフェーヴルの3冠制覇に待ったをかけるのは、ディープインパクト産駒だ。シンボリルドルフに次ぐ史上2頭目の無敗の3冠馬に輝いた父が、菊の舞台に刺客を送り込む。産経賞オールカマー2着のトーセンラーに神戸新聞杯3着のフレールジャック。3冠馬の子供が3冠を阻止する。
「秋になって、馬に芯が入ってしっかりしてきた。あとは騎手が乗りやすいように調整していくだけ。何としても3冠を阻止せんといかんな」
藤原英調教師は、打倒オルフェーヴルへの熱い思いを口にした。それもそのはず。今年2月のきさらぎ賞では、直線で豪快に伸びてオルフェーヴル(3着)、ウインバリアシオン(4着)を撃破。今回の“2強”を寄せ付けなかった実績がある。「これまでのレースぶりからも、京都は合う」と藤原英師。きさらぎ賞を含め、京都芝外回りは2戦2勝と最も得意なコースだけに、気合が入る。
春の2冠は、運に恵まれなかった。東日本大震災発生時には宮城県・山元トレーニングセンターに放牧中。帰厩の予定日が遅れ、輸送に時間もかかった。そんな過程での皐月賞7着は仕方のない結果だ。体調が戻ってきたダービーは不良馬場。432キロの小柄な体は体力を消耗し、直線で力尽きて11着に大敗した。
素質馬はその苦い経験を乗り越えて、秋を迎えてたくましくなった。セントライト記念は体重こそマイナス4キロだったが「夏を越して、やっと体がしっかりしてきました」と片桐調教助手。レースはフェイトフルウォーに1馬身1/4差の2着に敗れたが、狭い内を割って伸びてきた力強さが、パワーアップを証明した。「少し負けたけど、前哨戦だから。あれだけ走れればいいだろう」と藤原英師は内容を評価すれば「レース後の回復が早くて、すぐに乗り出せた」と、片桐助手は本番へ向けての順調ぶりを伝えた。
12日の1週前追い切りは坂路でビッシリと追われて4ハロン52秒8、ラスト1ハロン12秒4と上々のタイム。ハードな仕上げを施させており、体調は文句なしだ。未知の距離についても「掛からない馬。折り合い面の心配はしていません」と片桐助手は自信を抱く。歯車の全てがかみ合ってきた秋。頂点に君臨するおぜん立てはしっかりと整った。 (下村静史)
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粗削りながら、秘める能力は計り知れない。勝てばデビューから170日目の優勝と2歳戦施行(47年)以降の最短での菊花賞制覇記録となるフレールジャック。4戦3勝と底を見せていない大器が、クラシック初参戦で大金星を狙っている。
デビューからの連勝こそ『3』でストップしたが、神戸新聞杯3着の走りは本番への手応えを感じさせた。前半1000メートル63秒5という超スローペースに道中は折り合いを欠いた。普通なら馬群に沈んでしまうパターンだったが、フレールジャックはここで終わらなかった。ラスト1ハロンで驚異的な伸びを見せ、ダービー1、2着馬に続く3着に突っ込んだ。
「あれだけ引っ掛かってもしまいはしっかり来ていた。スタミナがある証拠だよ」
友道調教師が大きな収穫を口にする。デビュー3連勝はすべて芝1800メートルで距離延長を懸念されていたが、スタミナ面の不安を払拭。3000メートルの菊花賞を攻略するカギをつかめた。
無傷の3連勝でGIIIラジオNIKKEI賞を制した実力馬だが、デビューまではなかなかスムーズに進まなかった。「本来ならウチで一番早くデビューする予定だったんだ」とトレーナーは振り返る。トレセン近くの牧場で臀部を外傷し、早期デビューが白紙になると、年明けのゲート試験合格後にも挫跖のアクシデント。「春のクラシックに間に合うと思っていたが、無理をさせてもいけないのでゆっくりと」。デビューは皐月賞の2週後と遅れに遅れたが、馬優先の友道調教師の方針が、今の活躍につながっている。
距離を克服する上でのポイントは折り合いとなるが、主戦の福永祐一騎手は「前走は無理に押さえていったけど、今回は引っ張るつもりはないし、馬任せでいく。ハナでもいいと思っている」と大胆な作戦に出るつもりだ。金星を狙っているのはもちろんだが、負けるにしても簡単に3冠達成を許すつもりはない。
「前走で手応えはつかめたし、期待を持って送り出せる。ディープインパクトの看板産駒になってほしいね」とトレーナー。無敗3冠馬の遺伝子を受け継いだフレールジャックが、3冠阻止に打って出る。 (板津雄志)
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6月の宝塚記念5着以来で、天皇賞・秋(30日、東京、GI、芝2000メートル)に登録したルーラーシップ(栗・角居、牡4)は、蹄に不安が出たため、同レースを回避することになった。18日、清山調教助手が明らかにした。
先週12日には安藤勝騎手が初めて騎乗してCWコースで6ハロン82秒3をマーク、16日にもポリトラックで軽快な動きを見せたが、「もともと蹄が薄い馬で、放牧先でもそれを十分に考慮して調整してくれたのですが、(調教を進めていくと)脚に衝撃がかかっていきますから。体もまだ立派なので、一度、立て直すことにしました」と清山助手は話した。近日中に滋賀県・ノーザンファームしがらきに放牧に出る。今後については未定。
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☆Lucky Times先日の予想結果(v^ー゚)
≪地方競馬≫
11/10/17
浦和4R
【3連単まで】
☆的中(^o^)v 258,200円
11/10/17
浦和6R
【3連単まで】
☆的中(^o^)v 345,600円
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「菊花賞・G1」(23日、京都)
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