阪神のダート重賞「プロキオンS」は、ただ1頭の牝馬ケイアイガーベラが逃げてレコードV。1番人気ナムラタイタンはデビュー6連勝でストップした。
紅一点のケイアイガーベラが居並ぶ牡馬を寄せ付けなかった。ドンピシャのタイミングでゲートを飛び出すと、テンからエンジン全開、楽々とハナへ。直線を向いても脚色は衰えず後続に4馬身差。圧巻の逃げ切りだ。1分21秒8はダート1400メートルのJRAレコード。95年にタイキパイソンがマークした1分21秒9(京都=重)を更新。見た目、数字ともに強烈なインパクトだった。
初コンビの岩田が笑顔で振り返る。「自信を持って乗ったよ。外枠だったので2番手からでもいいと思っていたんだけど、スピードの違いでハナへ。馬の調子が良すぎて行っちゃったね」。鞍上は出来の良さを肌で感じ取っていた。坂路での最終追いにまたがり、余力残しの手応えで4F48秒7をマーク。「51秒か52秒のつもりで乗ったのに時計を見てビックリ。素晴らしい動きだった」。船橋のマリーンC4着以来、3カ月ぶりのこの一戦に絶好の仕上がりで参戦。すべてがうまくかみ合った。「運があって乗せてもらって結果を出すことができて良かった。牝馬でも落ち着きがあるし、スピードがあってゲートも速い。乗っていて楽だよ」
4歳夏を迎えて体つきがグンとボリュームアップ。以前とは見違えるほどのたくましさだ。平田師は成長度をこう評価している。「きょうのプラス14キロは前走で輸送して減った分が戻ったのと少し増えた分。3歳の頃と比べてだいぶ厚みが出てきたし、ダート馬らしくなってきたよ」
次走は7月18日のサマーチャンピオン(佐賀)を予定していたが、もう一度プランを練り直していく。「佐賀はやめて北海道に放牧。予定は白紙だけど、凄いスピードを持っているし、1000メートルに参戦するしかないね」。年内の目標として見据える舞台は交流G1のJBCスプリント(11月3日、船橋ダート1000メートル)。ダート短距離の頂点を目指す。
◆ケイアイガーベラ 父スマーティジョーンズ 母アンナステルツ(母の父ダンチヒ)牝4歳 栗東・平田厩舎所属 馬主・啓愛義肢材料販売所 生産者・北海道新冠町隆栄牧場 戦績10戦6勝 獲得賞金1億506万円。
7月12日7時7分配信 スポニチアネックス
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