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【2026/02/11 20:54 】 |
【マイラーズC】アパパネ、進化見せつける

 重賞が多数行われる豪華な週末が続いたが、一転して今週はマイラーズCの1レースだけとなり、本来の土曜から日曜に移されて実施される。しかし、GI安田記念(6月5日)をにらむ豪華なメンバーが顔を揃え、激戦は必至。中でも注目されるのは昨年の3冠牝馬アパパネだ。苦手の休み明けで、久々の牡馬相手となるが、陣営のムードは上々。今季初戦から目が離せない。


 昨年の3冠牝馬がいよいよ始動する。2歳時の阪神JF、昨春の桜花賞と2度の美酒を味わった阪神のマイル戦。得意の舞台で、アパパネが古馬としての初戦を迎える。


 「体はできているし、落ち着きもあります。これまでのステップレースの前よりも、いい状態で来ていますね」


 調教パートナーの佐藤調教助手が胸を張るように、デキの良さが目を引く。3月30日に美浦の坂路で4ハロン推定49秒1(計測不能だったが、併走馬のタイムから類推)を叩き出し、6日にも同じく坂路で51秒8を馬なりでマークした。熱発で中山記念を自重したが、その影響はまったくと言っていいほど感じられない。


 今回のカギは休み明けだろう。新馬戦3着、チューリップ賞2着、ローズS4着と、実戦から遠ざかったレースはすべて勝てなかった。しかも今回は、デビュー2戦目の未勝利戦(1着)以来、約1年半ぶりの牡馬との対戦。一線級のマイル巧者と激突するだけに、楽観視はできない。


 過去の3冠牝馬は、86年のメジロラモーヌが3歳いっぱいで引退し、03年のスティルインラブも秋華賞の後は勝てないままで引退した。“燃え尽き症候群”になりかねないだけに成長力も問われるところで、取り巻く環境も厳しいが、佐藤助手の表情は明るい。


 「前はピリピリしていましたが、今はゆったりして気持ちに余裕があるし、気負いがひとつもありません。今なら1200メートルでも3000メートルでも、という感じです」


 むしろ成長の跡すら認めている。1週前の段階では体にも多少の余裕を感じさせるが、「阪神への輸送もあるし、ちょうどいいんじゃないかな」と国枝調教師も意に介していない。


 現4歳世代は、ドバイワールドCを制したヴィクトワールピサなど近年屈指の強豪ぞろい。トゥザグローリーやヒルノダムールもGIIウイナーの仲間入りを果たし、その勢いはますます強まるばかりだ。牝馬勢もショウリュウムーンが京都牝馬S、レディアルバローザが中山牝馬Sで5歳以上を打ち負かして重賞制覇。9日のサンスポ杯阪神牝馬Sでは勝ったカレンチャンだけでなく、3着までを4歳勢が独占した。その世代にあって、文句なしの最強牝馬がアパパネだ。【4・1・0・0】の実績があるマイル戦で強豪牡馬を打ち負かして、マイル界制覇の野望へと一気に突き進んで行く。


提供元:SANSPO.COM 04月12日(火) 05:05


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