阪神開幕週のメーン、マーメイドSは今年も波乱の決着に。好位2番手を進んだ3番人気ブライティアパルスが重賞初制覇。2着に14番人気のセラフィックロンプが逃げ粘り、3連単は9万1010円。自然気胸で休養、復帰して3週目の藤岡康太騎手にはうれしい重賞4勝目となった。
絶好の番手。ブライティアパルス騎乗の藤岡康は、逃げるセラフィックロンプの直後につけて道中は折り合いに専念。直線でハードに馬体を併せてくる相手を首差競り落として、重賞初制覇をアシストした。
「前走で(三浦が)抑えるレースをしてくれたおかげですね。ハミをかんでいるけど折り合いはついた。乗りやすかったし手応えも十分」
藤岡康は今年に入って2度の自然気胸で休養、手術も経験。5日に復帰して3週目に重賞Vを果たした。「復帰してすぐにこうした馬に乗せてもらえて幸運でした。しっかり仕上がっていました」と感謝する。
鞍上は“幸運”と言うが、平田師は「康太で重賞を勝ってくれて良かった」と話す。「今でこそ落ち着いてスタートも問題ないけど、以前ゲートで暴れて大変だった時も、ずっと康太が乗ってくれていたからね」
関東遠征や藤岡康の休養のためここ4走は騎乗していなかったが、結ばれた赤い糸は切れていなかった。初夏の仁川で重賞Vという大きな果実をともにもぎ取った。「厩舎としてもこのレースをやっと勝てて、ベッラレイアの分もちょっとりゅう飲が下がったよ」。ここ2年、ベッラレイアが1番人気で5、4着と勝てなかった。平田師は07年フローラS以来、3年ぶりの重賞Vを喜んでいた。
もうひとつ「父の日」の話題として、ブライティアパルスは父ダイタクリーヴァに重賞初制覇をプレゼント。サンデーサイレンス父系直系の曾孫(ひまご)としての重賞初Vとなった。日本競馬を席巻するサンデーサイレンス系がますます発展する一助となるだろう。
今後について師は「クイーンS(8月15日、札幌)に参戦のプランもあったけど、脚元の様子を見ながら馬主さんと相談する。今なら2200メートルも大丈夫そうだし秋は大きいところを使いたいね」とエリザベス女王杯挑戦を宣言した。
◆ブライティアパルス 父ダイタクリーヴァ 母ストームサンデー(母の父サンデーサイレンス)牝5歳 栗東・平田厩舎所属 馬主 小林昌志氏 生産者 北海道平取町雅牧場 戦績14戦6勝 総獲得賞金1億2855万1000円。
6月21日7時3分配信 スポニチアネックス
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