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【2026/02/12 09:50 】 |
【凱旋門賞】ヴィクト突き抜けた!武豊「大きなチャンス」

 凱旋門賞(10月3日、ロンシャン)に出走する日本馬2頭の追い切りが29日(日本時間同日午後)、フランス・シャンティーのエーグル調教場芝コースで行われた。ヴィクトワールピサは武豊騎手(41)がまたがって併せ馬。大一番へ向けて最高の感触をつかんだ。ナカヤマフェスタは3頭併せの積極メニューで大差先着。「遠征で馬が大きく変わった」と二ノ宮敬宇師(58)は目を細めた。

 シャンティーの森に濃い霧が立ちこめる中、ヴィクトワールピサが最高の追い切りを行った。

 巨大な草原とも言えるエーグル調教場、1周2000メートルの芝周回コース。市川義美オーナーが現地で購入したコルコントという馬を7~8馬身ほど先に行かせ、武豊騎乗のヴィクトワールが残り1400メートル地点から追走した。コースはないに等しく、目標はだ円形に並べられた小さなコーンだけ。トレセン慣れした皐月賞馬にとって走りにくいはずだが、それでも動揺せず、どっしりと構えた。

 残り1000メートルからペースが上がり、ラスト200メートルで自然と並ぶ。パートナーはプレッシャーを感じたのか外に膨れ、ゴール前から多少強めに追われたヴィクトワールが突き抜けた。「先頭に立つと物見をする馬が、しっかり集中して走り切った。真っすぐに走り、完全に抜き去った」と武豊は手放しで喜んだ。

 見た目にも余裕のある体つきで臨んだニエル賞から一変。中間は丹念に時計を積み、攻めの姿勢を貫いている。「ある程度強くやってもテンションが上がらない。いい環境のおかげだろう。ずっとここにいて馬づくりをしたくなる」と角居師はニヤリ。「今回の旅で大きく成長した。可愛い子には旅をさせよとはこのことだ」と力を付けた愛馬に目を細めた。

 武豊も力を込めて語った。「いよいよだな、という感じ。大きなチャンスをもらった。凱旋門賞は夢であり目標。甘くないことは身にしみている。簡単ではない。でも、不可能でもないんだ。悔いのないように乗りたい」。くしくも競馬学校の同期、蛯名とともに挑む一戦。蛯名はエルコンドルパサー(99年2着)、武豊はディープインパクト(06年失格)の無念を晴らしに行く。「一緒に凱旋門賞に乗るとは信じられないが、ともに頑張ってきます」と武豊は力強く締めくくった。

 ≪10年で7勝≫過去10年の凱旋門賞で3歳馬が7勝を挙げているが、5頭がニエル賞をステップに本番に挑戦していた。04年のバゴはニエル賞3着から凱旋門賞を制覇。前哨戦4着のヴィクトワールピサも本番で巻き返しを狙う
スポニチアネックス 9月30日(木)7時2分配信

 
関連情報は武豊氏のホームページでも公開されています。
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