豪華メンバーが集結した「第144回天皇賞・秋」を制したのは7番人気のトーセンジョーダン。01年にツジノワンダーが新潟でマークした1分56秒4を上回る日本レコードでG1初制覇を飾った。鞍上のニコラ・ピンナ騎手(23=イタリア)はJRA・G1初V。池江泰寿師はオルフェーヴルで3冠を達成した先週の菊花賞に続き、2週連続のG1制覇となった。1番人気ブエナビスタは直線で伸びを欠き4着に敗れた。
1分56秒1。ターフビジョンに映し出された勝ちタイムに、東京競馬場を埋め尽くした9万大観衆の誰もが目を疑った。従来のコースレコードを1秒1短縮する、芝2000メートルの日本レコード。驚がくの高速決着を制したのはトーセンジョーダンだった。
「日本でG1を勝つのが夢だった。イタリアでもG1を勝ったことがないのに、こんなビッグレースを勝てるなんて本当に幸せだ」。ピンナは興奮冷めやらぬ表情で喜びを語った。シルポートが1000メートル56秒5で引っ張る超ハイペース。先行抜け出しを得意とするジョーダンが中団からの競馬になった。
「あまりいいポジションじゃない。まずいな…」。池江師の心配とは裏腹に、ピンナには余裕があった。「速いペースだったので、最後はこの馬向きのスタミナ勝負になると思った。調子は完璧。レース中はまるで機械を操っているようだった」。すぐ前のブエナビスタの手応えが悪いと感じるや、外に持ち出し勢いのあったトゥザグローリーに目標を切り替えて迎えた長い直線。最後は内から迫ったダークシャドウを持ち前の勝負根性でねじ伏せた。瞬時の好判断で栄冠を勝ち取った23歳の若武者は「騎手として大きな1勝。これからは自信を持ってレースに騎乗できる」と胸を張った。
オルフェーヴルの3冠達成に続く、2週連続のG1制覇に池江師は「今週は気楽な立場で臨めたのが良かったんでしょう」と笑顔を見せた。裂蹄に苦しみ出世が遅れたジョーダン。割れる爪を丁寧にケアし、焦らずじっくりと成長を促した。潜在能力を信じた陣営の努力と信念が、大一番で実を結んだ。「2度の長期休養でクラシックも棒に振ったが、トップクラスの実力を証明できた」。そう話した池江師には特別な思いも。父の泰郎師が育てたメジロマックイーンが91年に1位入線→降着。「あれから20年。少しだけ、あの悔しさを晴らせた気がする…」
次の目標はジャパンC(11月27日、東京)。「距離が延びた方がいいので、今回よりもレースはしやすい」と池江師。殊勲のピンナは短期免許が本日で終了し騎乗できない。鞍上確保は急務だが、凱旋門賞馬デインドリーム、ドバイワールドCを制したヴィクトワールピサが待つ舞台でどんなパフォーマンスを見せるのか。楽しみは尽きない。
◆トーセンジョーダン 父ジャングルポケット 母エヴリウィスパー(母の父ノーザンテースト) 牡5歳 栗東・池江厩舎所属 馬主・島川隆哉氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績16戦9勝 総獲得賞金4億5129万6000円。
スポニチアネックス 10月31日(月)7時1分配信
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