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史上7頭目の3冠馬へ、オルフェーヴルが残す1冠「第72回菊花賞」へ向けた追い切りを19日、栗東トレセンで行った。坂路で併走馬を一瞬に置き去りにする抜群の反応と、完璧なラップを刻んだ好時計をマークして盤石な仕上がりをアピール。手綱を取った池添謙一騎手(32)も確かな手応えをつかんで快挙達成へ一気に視界が開けてきた。なお、菊花賞の枠順は20日に確定。21日に前々日発売される。
開門直後の午前6時。注目を一身に集めるオルフェーヴルの黄金色に輝く馬体が、その期待に応えるように躍動した。主戦の池添が手綱を取りトレイルブレイザー(4歳1600万)をパートナーに坂路入り。3馬身追走し、ラスト2Fで並びかけたところで鞍上が手綱をしごいてのゴーサイン。その瞬間だ。抜群の反応を見せると一気に加速。1馬身、2馬身…グングン差を広げ最後は圧巻の3馬身差フィニッシュ。1週前追いで見せたよれる動きも見せず、真一文字に駆け上がった。 4F51秒2。この日3位タイとなる猛時計を楽にはじき出した。それも残り3Fから12秒台を連発、徐々にラップを上げてラスト1Fは12秒3という完璧なもの。まさに3冠仕様の究極仕上げだ。 「お釣りを残さないようにしっかりやるようにとの指示。しっかりと折り合っていたし、しまいの反応も良かった。余裕残しだった前走を使って中身は良くなっている」と池添は好感触。 秋初戦の神戸新聞杯はラスト3Fは32秒8という異次元の末脚を発揮してV。だが今回は距離がさらに600メートル延びての3000メートル。「鍵は折り合いだね。僕とオルフェーヴルの我慢比べになる」と話す池添だが、昨年8月のデビュー戦から全て手綱を取ってきたパートナーならお互いのことは知り尽くしている。 「夏を越してトモの緩さが解消されてたくましくなってきた。乗り味は今までで一番だったデュランダル(G1・3勝)以上」と最大級の評価をした。 池添の右手の甲には、新馬戦で勝った直後にオルフェーヴルに振り落とされてできた傷がまだくっきりと残っている。「この傷がダービーを獲らせてくれたようにもっと大きいものを返してくれた。この馬なら3冠を獲れると思うし、獲らなきゃいけない」。オルフェーヴルとの思いを刻んだ手で手綱をがっちりと握り、トリプルクラウンをものにする。 スポニチアネックス 10月20日(木)7時2分配信
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◇今週のメインレースは10月23日菊花賞(G1)です。
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