競馬界のタイガーマスクは無念の引退-。獲得した賞金を、児童養護施設に寄付するとして話題になっていた中央競馬のタイガーマスク(美浦・藤沢和雄厩舎、牡7歳)が競走馬登録を抹消されたことが12日、分かった。今後は千葉県船橋市の中山競馬場に移動し、誘導馬を目指しての“特訓”を開始する。
今や、全国でタイガーマスクの本名「伊達直人」を名乗る人物からの善意の寄付があふれる中で、“元祖”ともいえる存在が引退した。
タイガーマスクは今月6日に競走馬登録を抹消された。オーナーは、昨年の天皇賞・秋2着ペルーサなどを所有していることで知られる山本英俊氏(55)で、遊技機の企画開発、販売などエンタテインメントで幅広く事業展開する「フィールズ株式会社」(本社・東京)の代表取締役会長だ。その山本氏が、賞金を児童養護施設に寄付することを目的として購入した馬がタイガーマスクで、主人公が自分が育った施設にファイトマネーを寄付する人気プロレス漫画「タイガーマスク」が馬名の由来だ。
2007年5月20日の東京競馬場芝1600メートルでのデビュー戦は武豊騎手が騎乗して9着に敗れたが、競馬界で初の試みは当時、大きな話題を集めた。中央競馬では4戦して勝てなかったが、地方・岩手競馬に移籍して2戦2勝の活躍。その後、再び中央競馬に戻り2勝を挙げ、賞金総額1926万円を獲得。そのうち約1800万円を寄付した。
体調が整わず、なかなか順調に使えなかったこともあり、今年に入って山本オーナーと藤沢和雄調教師が引退を決断。今後は、中山競馬場で誘導馬&乗馬として第2の“人生”を送ることになった。
藤沢和調教師は「オーナーの配慮で、中山競馬場に行くことになった。屈腱炎があったり、ノドの手術をした割には頑張ってくれた。おとなしい馬だから、誘導馬には向くと思うし、今度はみんなのために活躍する馬になってほしい。(黄色と黒の)覆面も一緒に着けるよ」と、新たな世界でのタイガーマスクの活躍を期待していた。
サンケイスポーツ 1月13日(木)9時2分配信



今話題になってる「タイガーマスク運動」は美談ですが、引退する今になってとりあげらるのは皮肉ですね
。世の中には児童虐待、孤児問題以外にも深刻な問題はいくらでもありますが、「タイガーマスク運動」も一過性の話題にならず、継続するよう心がけてもらいたいですね
。
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