第58回神戸新聞杯(26日、阪神10R、GII、3歳以上オープン、牡・牝、馬齢、芝2400メートル、1着賞金5400万円)武豊騎手騎乗の2番人気ローズキングダム(牡3歳、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、ダービー馬エイシンフラッシュとの叩き合いを制し快勝。勝ちタイムは2分25秒9(良)。
クビ差の2着には1番人気に支持されたエイシンフラッシュ、2着から3馬身差の3着には5番人気ビッグウィークが入った。この上位3頭が菊花賞(10月24日、GI、京都・芝3000メートル)の優先出走権を獲得した。
レースはビッグウィーク、ネオヴァンドームらが先行する展開。人気のエイシンフラッシュとローズキングダムは中団で競馬を進めた。馬群はネオヴァンドームを先頭に直線へ。
直線では各馬横並びの叩き合いとなったが、抜群の瞬発力で抜け出してきたのは、ダービーでも名勝負を演じたローズキングダムとエイシンフラッシュ。激しい叩き合いの末、クビ差でローズキングダムが激戦をものにした。
ローズキングダムの近親には、「ローズ(薔薇)」にちなんだ名前がつけられており、曾祖母ローザネイからはじまるこの母系は、俗に”薔薇一族”と呼ばれている。しかし、これまで同一族は、クラシックのタイトルを手にしたことがなく、ローズキングダムには一族の悲願が託されている。今回の勝利で悲願達成に一歩前進した。
ローズキングダムに騎乗した武豊騎手は「印象どおりいい馬だなあと思いました。最後の一冠でいいレースをしたいです。僕自身としても春のクラシックで乗れなかったので」と菊花賞へ向けての意気込みを語った。
勝ったローズキングダムは父キングカメハメハ、母ローズバド、母の父サンデーサイレンスという血統で通算成績7戦4勝。重賞は09年東京スポーツ杯2歳S(GIII)、09年朝日杯FS(GI)に続き3勝目。武豊騎手は05年ディープインパクト、07年ドリームジャーニーに続き、神戸新聞杯3勝目となった。橋口弘次郎調教師は同レース初制覇。
払戻金は単勝が300円、枠連は(3)-(5)で230円。馬連は(3)-(5)で240円、馬単は(3)-(5)で560円。3連複は(1)-(3)-(5)で770円、3連単は(3)-(5)-(1)で2570円。ワイドは(3)-(5)が140円、(1)-(3)が470円、(1)-(5)が340円。
サンケイスポーツ 9月26日(日)15時45分配信
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