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ショウリュウムーンは、佐藤とともにハロー(整地)できれいにならされた坂路へ入った。前半2ハロンのラップは、15秒6、14秒3。人馬の呼吸をぴたりと合わせ、ゆったりと駆け上がった。 中間地点あたりから四肢の回転が一気に速まり、3ハロン目は12秒3。ラストは、余力を残しながら11秒7をマークした。「太い感じだったら追ってくれ、という指示だったが、追っていないのに時計が出た。いいエンジンブレーキがかかっていて良かった」と2週続けて手綱を執った佐藤。まだ力が付き切っていない左前をかばい、先週は内にササり気味だったが、この日は問題なかった。「いい精神力でカバーできている」。心身ともに充実がうかがえる最終追い切りだった。
クラシックに照準を合わせるかのように成長。一躍、脚光を浴びる存在となったが、佐藤は普段と変わらず冷静だ。「オンとオフがはっきりしていて、一生懸命なのがいいところ。切れがあって、持続力もある。伸びるところまでの5完歩くらいを大事にしたい」。今年がデビュー22年目。パートナーとのリズムを守り抜いた先に、悲願のクラシック制覇が見えてくる。 PR |
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