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第78回ダービー・G1(29日、東京・芝2400メートル)に出走するトーセンレーヴ(牡3歳、栗東・池江厩舎)は、良血がそろい、高額取引馬が続出するセレクトセール(08年)において、最高価格の2億2000万円で落札された。G1・7勝のディープインパクトを父に持ち、姉にG1・5勝のブエナビスタ。血統も、非の打ちどころがない。オーナーの島川隆哉氏は、東日本大震災で被災。それだけに、愛馬の活躍を願う気持ちは強い。
約束の地に、たどり着いた。トーセンレーヴは、4月30日に行われたトライアルの青葉賞(2着までに優先出走権)で3着。ダービーの出走切符獲得に失敗すると、7日のプリンシパルS(1着のみに出走権利)に連闘するという、異例のローテーションでファンを驚かせた。 首差で勝利をものにして、綱渡りの果てに競馬の祭典への出走を確定。池江調教師は、執念の采配を、次のように振り返った。「こういう過程を踏むことは、想定していませんでした。でも、決して無理して使ったわけじゃない。助手時代に海外で学んだ、『どこで力を抜いて、どこで負荷をかけるか』という調整法が参考になりましたね。プリンシパルSでは、青葉賞時より歩様が良くなっていたくらいでした」 父が、史上6頭目の3冠馬ディープインパクト。母ビワハイジは、95年の最優秀2歳牝馬で、ダービー(13着)にも挑んだ実力馬だった。姉に、昨年の年度代表馬ブエナビスタがおり、まさに日本競馬のベスト・オブ・ベスト。まばゆいばかりの血統背景を持つ。この世に生を受けて117日後、セレクトセールにおいて、当歳馬では最高の2億2000万円で落札された。ダービー出走は、生まれながら背負わされた宿命なのだ。 連闘後の中2週で臨む決戦。決して楽なシチュエーションではないが、何かを起こす雰囲気は漂っている。「ダメージはなく、順調にくることができた。乗り始めるまでにしっかり間隔をあけて、ガソリンを満タンにしておいたよ(笑い)」。オルフェーヴル、ドリームジャーニーでG1を4勝。名トレーナーの道を歩み始めた池江師の余裕が、何とも不気味だ。 「父のディープインパクトは飛ぶ走りだけど、こちらは、追ってから首を下げ、体がグイッと沈む。そこが、トーセンレーヴらしさということになるのかな」。5戦5勝でダービーを射止めた偉大な父とは、走りもキャラクターも異なる2世が、前代未聞の道のりから世代の頂点を目指す。 ◆最高価格馬とダービー セレクトセールにおいて、最も高い金額で取引された馬は、“失敗”に終わるケースが多い。ダービーに駒を進めたのは、フサイチジャンクのみ。2番人気に推されたが、11着に敗れた。ちなみに、今年の出走メンバーで、逆に安い価格で落札されたのは、ナカヤマナイト。09年の同セール(1歳馬)で1000万円だった。 スポーツ報知 5月25日(水)8時2分配信
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